1986年に川崎球場で配られたシール。
現時点では以下3回のイベントにて配布された情報があります。 ・夏休みスペシャルサービスデー(8/2、8/20) ・ビックリマン必勝プレゼントデー(8/19) 日刊スポーツグラフ『'86プロ野球図鑑』よると小学生2,500人に配布されていたとの記述があり、 来場した子供たちにはオリオンゼウスのシールの他にも、ビックリマンキャラがプリントされた応援グッズもプレゼントされていました。 ちなみに8/19に川崎球場で行われた《ロッテ-阪急》の試合は雨天で中止だったようです…さてはて『ビックリマン必勝プレゼントデー』は実施されたのでしょうか? ※正式名称はシールの通り『スーパーオリオン』で間違いないのですが、この名は1987年以降続くヒーローシールの有藤監督へ引き継がれるため、 有藤監督版のスーパーオリオンと混同しないように、コレクター内では『オリオンゼウス』と呼ぶことがあります。 こちら通常のビックリマンとはサイズが異なり、大きな長方形で裏面には印刷がありません。 大きなシールなので現地で受け取った小学生も状態を保ったまま持ち帰る事が困難だったと思われます。 そしてコロコロや学年誌での告知も疎かであったため、主に入手していたのは川崎の野球少年…。 故に滅多に市場には出て来ません。 告知不足、ターゲット不一致、持ち帰り&保管困難…このような理由から、ビックリマン(悪魔vs天使)史上ナンバー1の幻のシールと言っても過言ではありません。 |
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1987年3月29日の対阪急オープン戦から川崎球場で配られた超限定のヒーローシール。
ロッテオリオンズの10選手がシール化されて、3枚1組のシールが小さな封筒に包まれて配布されていました。
その後別verのシールが配布されるため、コレクターの間ではこの前期にあたるシールを『P1(=Part1)』と呼んでいます。
表面は旧ビックリマンの天使、お守り、悪魔と同じ素材とデザインフォーマットが使用されています。
裏面は選手の生年月日や身長や体重ステータスなどが書かれています。
1987年3月4日日刊スポーツの記事によると
牛島選手が中日からロッテにトレード受託がされ、
その明るくて爽やかなイメージを売りにし人気選手を生み出すための『PRプロジェクト会議』が発足。
その白羽の矢が当たったのは牛島選手とのこと。
このスポーツ新聞により牛島選手だけがテレカやリストバンドなどグッズ展開されている理由が明らかになりました。
「荘快投球王、水上業師、豪打球神」の3枚は版下ミスか、ロゴと素材が一致していませが、アンカットシールにならって配置しています。 |
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こちらのシールは後期に配布された『P2(=Part2)』のシールです。
噂によると88年に配布された説があります。
表面のデザインは天使ロゴのリボンが「クルっ」と巻かれて帯になったり、背景には後光が追加されたり、
お守りロゴのサイドに四角い塗りが足されたり、悪魔ロゴの囲いの形状も変化したりと、P1のデザインからマイナーチェンジされたシールに変わました。
裏面は旧ビックリマンのように三すくみのイラスト、ヘッドはヘッドらしく単体デザインに変更されています。
オリオンズP1よりもP2の方が希少価値があり、スーパーオリオンP2(青オリオン)は相当入手困難です。 「荘快投球王、水上業師、豪打球神」の3枚はP1の版下ミス(?)から修正されたようです。 |
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1988年6月に神奈川新聞社撮影した一枚。スタンドに座る観客が持っている紙メガホンを拡大するとBM化されたオリオンズ選手が見られます。 87年のキャラクターラインナップに88年の選手が新規に10体追加されていますがシール化はされていなかったようです(紙メガホン、うちわ、缶バッジなどグッズ展開されています) |
ビックリマンスタイルではありませんが、イラストタッチから察するに、恐らくGHがヒーローシール後も継続して描いたであろうオリオンズ選手になります。 選手のラインナップから察するに90年製。このイラストを使用した『うちわ』や『フラッグ』がグッズ化されています。 ちなみに『うちわ』に描かれた選手が全ラインナップのように思えますが『フラッグ』のみにしか描かれていない選手もいるため、全貌がまだ分かっていません。 |